ビートたけしさんの浅草ばなし

25日のTBSテレビ、「ビートたけしが海老名さん家にやってきた」は、昭和の浅草について、数々の面白い話がありました。

この番組は、たけしさんが、林家三平さんの家を訪ねて、おかみさんや家族とともに、昭和の浅草について語るというものでした。ちなみにたけしさんは、以前からときどき三平さんの家に遊びに寄っていたそうです。

たけしさんは、テレビなどで売れるまでは、浅草で芸人として暮らしていました。そのときの体験談、見聞きした話です。

★まず、変わった体験として、ある奇術師が白い鳩を使って奇術をやっていましたが、たけしさん
はその鳩を食べてしまいました。そして、浅草寺の境内で普通の鳩を捕まえて代わりにしてもらいました。

ところが、鳩はいうことをきかずに、逃げてしまい、奇術は失敗し、さらに、寄席の天井で鳩がなくということで、舞台はだいなしになったということです。

★たけしさんがNHK漫才コンクールの前夜、先輩の漫才師の家に来て、一緒に飲みたいということで、飲んで家に泊まりました。先輩の奥さんが舞台用のシャツを見ると真っ黒だったので、洗ってアイロンがけして、送り出しました。

コンクールでは前評判は高かったものの、優勝できませんでした。たけしさんによると、評価基準がその都度変わり、お前のは下ねたが過ぎるなどいわれたそうです。

その先輩は奥さんと飲み屋さんを経営していましたが、数年後たけしさんがやってきて、奥さんにシャツのお礼いうとともに、飲食の勘定を3万5千円といったのに、30万円置いたので、多いといったところ、みんなに飲ませてほしいといって帰ったそうです。後日談として、その話を聞いたビートきよしさんが、店に来て、そのお金で飲ませてと言ったそうです。

★次は伝説のホームレスの話です。「寅さん」の渥美清さんがまだ浅草で芸人をしているとき、そのホームレスに、何か食べてくださいと、1万円(?)渡したところ、彼は渥美さんを観察して、「いまに、あんたはきっと売れる」といったそうです。

そのため、そのホームレスによくいってもらうと運がつくと噂になりました。あるときビートきよしさんが、ホームレスに5千円渡して、何か食べてくださいといったところ、「あんたは10年早い」と言われたそうです。

終わりに、たけしさんは浅草について尋ねられ、「浅草には夢がある。自分は仮にテレビなどで売れなくて、浅草の芸人として死んでも悔いはない」と言っていました。


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