朝ドラ”あまちゃん”の音楽裏話

NHKの朝ドラ”あまちゃん”が大人気を呼んでいて、いよいよ最終月に突入しましたが、最後はどうなるのでしょうね。

作者の宮藤官九郎さんの軽妙なドラマ作り、AKBなどのアイドル路線などをふんだんに取り入れ、あまりアイドルに詳しくない人にとってそういうものだ理解させてくれることも多く、話題が尽きませんね。

もちろんスタッフも主役の能年玲奈さんのあどけなさ、岩手弁などの魅力と、多彩な共演陣の達者な演技で大いに盛り上がっています。

それから、音楽も大変人気を呼んでいますね。このドラマの音楽はミュージシャンの大友良英さんが担当していますが、先日NHKの他の番組などで裏話を披露していましたので、少し紹介します。

オープニング曲は、例の歯切れがよく、快活な感じの曲ですね。大友さんによれば、曲を作るにあたっては、”あまちゃん”の舞台になった三陸の現地を訪れ、現地の人とも話をして、構想を練ったそうで、もちろん能年さんのイメージも織り込んで作ったということです。

ドレミファ・・・というメロディから始まり、親しみやすく、子供から年配者まで受け入れられているようですね。

また、ドラマの挿入歌「潮騒のメモリー」は、1980年代にヒットした映画の主題歌という設定で、主演の薬師丸ひろ子さんが唄って60万枚のヒットをしたことになっていますが、実は音痴(ドラマ上)のため、影武者として、能年さんの母親役の小泉今日子さんが唄っていたという、因縁話になっています。

この曲は、今回のドラマのために大友さんが作曲したものですが、1980年代のヒット曲という設定のために、苦労したようです。

いくつかの案を用意しながら関係者で打ち合わせながら練り上げていったということですが、まず宮藤さんの詞に、小泉さんがひとこと「激しく」という言葉を入れてはどうかと提案したそうです。大友さんは、小泉さんをさすが80年代の本物のアイドルと感心していました。

関係者の打ち合わせの時に、大友さんと知り合いの坂本竜一さんが飛び入りし、ある部分を盛り上げるために、アイディアを提案したそうです。

また、コーラスのグループが「三途リバー」というフレーズを入れてはどうかと提案するなど、みんなで手作りしたとのことでした。

このようなことから、楽しいドラマが生まれたのですね。

なお、宮藤さんは宮城県出身であり、また大友さんは福島育ちで、震災支援の”プロジェクト福島”も推進されていて、これら東北に対して思い入れが、ドラマを温かくしているようですね。

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