体操金メダリスト・森末慎二さんのおもしろばなし
よく知られていますが、森末さんはそのオリンピックで、個人・団体合わせて鉄棒を3回演技しましたが、3回とも10点満点という、信じられない実績を挙げています。
鉄棒での失敗はどういうときに生まれるかについて、森末さんは、「難しい技の部分で失敗はなく、そのポイントが済むと、頭の中でどう着地するかと考え、途中のことに注意がいかなくなり失敗することが多い」とのことでした。最後まで気を抜いてはだめということでしょうね。
森末さんは体操引退後は、芸能活動をしながら、現在は学校で教え、また、体操協会の役員をしたり大活躍ですが、芸能活動の中では、バラエティのほか、落語家や歌手としても知られています。
落語との関係は、意外ですが学生時代から、競技の前など眠られないときがあって、その癒しに落語を好んで聴いていたそうです。中でも亡くなった桂枝雀師匠の大ファンで、ロサンゼルスにもテープを持っていき、それで金メダルがとれたとまで言っています。
後日、テレビ番組で枝雀師匠と初めて会って、金メダルを直接見せて、大感激だったと話していました。森末さんは、落語を金原亭世之介師匠に入門し、後に金メダル亭慎二という高座名を持って、何回か高座にも上がっています。
あるとき、尊敬する枝雀師匠に稽古をつけてもらおうとアポイントなしで、師匠の自宅を訪ねました。家には居られるようですが、電話にも出てもらえず、4時間ほど隣の公園で過ごして帰ったそうです。数日後に師匠は自殺したということです。
森末さんが、今の時代の選手について、水泳の北島選手など有言実行型、体操の内村選手など緊張しないタイプなどが、頼もしいと言っていました。
やはり、有言で自分から言葉を発していると、自分でもその意欲が強まるし、周りもそういう風に受け止めて、支援してくれることもあるとのことでした。自分が今までそうしてきたようですし、石垣島へ家を造って移り住む自分へのエールでもあるようです。
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