立川談志さん逝く

人気落語家の立川談志さんが21日に亡くなりました。 「おもしろニュース」に取り上げるのはちょっとどうかとも思いましたが、敬愛を込めて書かせていただきます。

談志さんは、高校を中退して「小さん」師匠のもとに弟子入りし、26歳で真打となりました。古典落語に打ち込む一方、テレビの「笑点」の初代司会者として人気を博し、さらに歯に衣を着せぬものいいで、あちらこちらで物議をかもしました。1971年には参議院議員にもなりました。

私は特別にこういう方面に詳しいわけではなく、談志さんがばりばり活躍していた当時、談志さんの落語そのものをよく聞いていたというわけでもありません。どちらかといえば、マスコミで流される型破りな言動を耳にする程度でした。

今回の訃報が世に出てマスコミお扱いが、大変大きいことにびっくりしたという状況です。NHKのトップニュースでさえ長時間取り上げていました。新聞紙上でも天才、風雲児、破天荒の人生などの見出しが躍っています。

今回テレビで放送される古典落語を耳にすると、ああやはり落語が上手い人なのだと改めて思わされました。機会あれば談志さんの落語を聞いてみたいと思います。余分なことを言い過ぎずに、古典落語一筋にしたらもっと分かりやすかったのではないかとも思われます。

しかし、人間の業(ごう)につながらないものは落語ではない、人間の否定的な部分を肯定しなければ落語にならない、と談志さんは言っていたようで、また、本人もそのように生きようとされたようですので、あまり優等生的な生き方は談志さんを殺してしまうのかもしれませんね。

それにしても、落語家の命ともいえる声を失ってしまい、残念だったでしょうね。ご冥福をお祈りします。

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