ブータン国王夫妻帰国

去る15日から国賓として来日されていたブータン国王夫妻は今日関西空港から、帰国されました。ブータン国については、17 日のブログでも書きましたが、大変親日的な国であるとともに、国王夫妻の人柄が非常な共感と人気を呼んでいます。

宮中晩餐会の翌日は、国会で演説し、慶応義塾大学で学生と交流、次の日には福島県相馬市を訪れ被災地で供養、子供たちを激励されました。

その日のうちに京都へ移動され、次の日には金閣寺を訪問、被災地の松で製作中の仏像にノミを入れられ、お茶の会にも出席されるなど、多忙な日程をこなされました。

前にも述べましたが、東日本の大震災に100万ドルもの支援金を寄せられましたが、被災者に対する心からのお見舞いの気持ちが、よく伝わりました。仏教国であり、礼拝の姿が日本人にもなじみやすいこともありますが、接する誰にも暖かい眼差しを送られ、人々とも気さくに握手されるなどを通して、深く交流をされました。さらに、発する言葉がまた温かく、前向きで、哲学的でした。

国王はユーモアのセンスにも富んでおられるようでした。日本人の前で、「私は皆さんを愛しています。みなさんを抱きしめたいくらいですが、みなさんの代わりに王妃を抱きしめます」と言われて、王妃をハグされました。

報道によりますと、先月の結婚式のときに、国民の前に現れたご夫妻は、国民への挨拶の中で、王妃にキスをしますと言われ、くちびるにキスをしていました。

ともかく国王夫妻は飾らない、暖かい、魅力的な人柄を印象付けました。また、このようなリーダーに率いられた、国民総幸福度(GNP)を国の基準にする国があるということを考えさせられました。さらに、日本が忘れていたもの、明治維新前の日本人の心を想い出させてくれたように感じました。

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