村山元首相 巡り合わせの人生

村山富市元首相といえば、1994年6月から2年弱総理大臣を務めた人で、今年87歳、かなり前に政界を引退して、郷里の大分に住んでいますが、久しぶりに雑誌に手記が載っていました。

村山さんは、総理になった当時、旧社会党の代表で、自民党が行き詰まり、社会党と”さきがけ”と3党が連立政権を組み、総理大臣に社会党代表の村山さんが選ばれたものです。素朴な人柄と長い眉毛がユニークで、それなりの人気もあったと思います。

その村山さんが手記で、人生は巡り合わせだと述懐しています。手記によれば、本人は大分県で市議、県議をしていました。その後に国会に出たのですが、いずれも、本人が積極的に動いた訳ではなく、組織が本人を担ぐ形で、進んでいったそうです。

国会議員になって、党の仕事も担当するようになり、幾つかの委員を歴任したところで、党代表が代わることになったのですが、村山さん自身はやる気もなく、別の人を推薦したのだそうです。

それで関係者がその人にあたったところ、5分ほど前に打ち合わせて、村山さんを推薦することに決めたので、自分は受けられないとのこと。5分の差で、村山さんが代表になることに、流れが決まり、その後は、またこれも政界の大きな長れのせいで、総理大臣にもなってしまったということです。

党代表に決まった後で、村山さんは新幹線で、フランキー堺さんと会い、面識はなかったそうですが、フランキーさんから、「代表になり大変ですね。世の中は巡り合わせです。その巡り合わせを乗り切ると新しい展開が開けますよ。」といわれたとのことです。

後に、村山さんはその言葉をよく想いだすそうです。いい巡り合わせに出会いたいものですね。

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