中日ドラゴンズの落合前監督の采配は非情か?

落合前監督は、中日の8年間で、日本一も含めて4回優勝し、Bクラスなしといいう輝かしい実績を残しましたが、ともすれば非情などとの声もあります。

1日のCBCテレビで、落合前監督の采配を振り返る番組がありました。いろいろな話題がありましたが、興味深いものをご紹介します。

2007年の日本シリーズ第5戦での投手起用についてです。シリーズは日本ハムに対し3勝1敗でこれに勝てば日本一という試合で、中日は先発の山井投手が8回まで完全試合ペースで押さえ、1対0でリードしていました。

ところが、落合監督は、9回に完全試合を期待するスタンドの山井コールを聞きながら、守護神岩瀬に交代させ、結局岩瀬が抑えて、日本一になりましたが、その非情さが話題になりました。

果たして真相はどうでしょうか。山井投手本人は、番組で「自分から降板を申し出ました」とのことでした。手に豆ができていたこともあり、コーチとは相談をしながら投げていましたが、チームの勝利を確実にするためには、絶対的な守護神の岩瀬投手に任せたほうがいいと考えたようです。

これに対し落合監督は、この番組で「本人が投げるといえばそうしただろうが、自分から降りるといったので、交代させた」と説明しました。

さらに、「チームの勝利のために判断、決定することが大切であり、投手の交代も当然のことであるのに、世間はどうしてあんなに騒ぐのだろうか」、「チーム内部のことは外の人には分からない」、「チームの全員があれは普通のことだと思っているだろう」とも言いました。

事実、谷繁捕手は「記録よりも勝利が大切」と言っていました。さらに、落合監督の野球について、他のメンバーの多くもも、「野球の基本を普通にやっている」とコメントしていました。なかなか並大抵の普通ではなく、実行が難しいのでしょうね。

落合監督については、俺流、非情という言葉がついてまわりますが、本人にとっては普通なのかもしれませんね。

もうひとつ興味深かったことは、落合監督が考える名監督とはという質問に、鶴岡、水原、三原、川上、森、次いで野村という名前を挙げていました。

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