押切もえさんが老舗旅館の仲居さんに挑戦!

カリスマモデルとして人気の押切もえさんが、NHKテレビ「仕事ハッケン伝」で老舗旅館の仲居さんの仕事に挑戦しました。14日放送の番組が良かったので、ご紹介します。

「仕事ハッケン伝」は芸能人が、いろいろな仕事に体験入門するものですが、ときどきある表面的に体験するのとは違い、1週間くらい本格的に体験していて、ちょっと手ごたえもある、興味がもてる番組になっています。

今回の入門先は、福島県会津若松市の東山温泉の老舗旅館「向瀧(むかいたき)」、で、この旅館は江戸時代から続き、国の登録文化財指定の第1号だそうで、格式のある施設であるとともに、お客様を心からもてなすことでも高く評価されています。

そのような環境で、もえさんはガチで仲居の修業を始めました。初めは部屋の掃除の仕方、はたきやほうきの使い方から教わりました。文化財ということで、掃除機は使えません。また、便器の掃除も徹底的に指導され、先輩から何回もダメ出しされ、涙をこぼします。

しかし、もえさんはこのように言いました。初めのうちは何故私がトイレ掃除をしなければいけないのかと思いましたが、ダメ出しを繰り返され、3日目(?)くらいから、雑念がなくなり、お客に気持ちよく使ってもらうために、とにかくきれいにしようと思ったそうです。確かに目つきが変ったように思いました。

4日目(?)くらいから、先輩の付き添いのもとですが、客室に食事を出す仕事を担当させられました。もえさんの客室は3階で、階段が80段ほどあり、これを何回も上り下りして、タイミングよく料理を出さなければなりません。

もちろん、料理についても勉強し、テーブルに並べるのも作法どおりしなければなりません。高級旅館のことですし、お客もそれなりに目の肥えた人が多いので、大変な仕事です。

もえさんは一生懸命つとめましたが、中には料理を傾けて汚してしまい、作り直すというミスもありました。その他のミスもありました。何回も涙を流しました。

しかし、お客を送り出すときに、「ありがとう」、「また来ます」と言われて、今度はうれし涙が溢れました。

女将さんや先輩もこの言葉を聞くと涙が出るといい、頬を濡らしていました。心のこもったおもてなしを心掛けていることが、伝わりました。

最後の仕事では、離れの特別室(皇族などが泊まられる)を担当させられました。しかも一人でやらなくてはなりません。先輩は廊下で待機です。

緊張のおもてなしを続けましたが、お客からもえさんに「前から知っているような気がしました」と言ってもらいました。これはまた嬉しい言葉ですね。

こうして1週間の仲居さんの体験入門は無事終了しましたが、番組ゲストの中尾彬さんが言ったように、撮り直しのきかないぶっつけ本番の連続で、大変だったろうと思います。
しかし、老舗旅館の厳しさと、そこに働く大勢の人たちのひたむきなおもてなしのこころ、熱いこころが、もえさんにも、また番組を観る人にも伝わったと思います。

旅館向瀧

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