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2012年4月21日土曜日

映画「わが母の記」に感動!

井上靖の自伝的小説を原作とする映画「わが母の記」の試写を観ましたので、感想などを書いてみました。

あらすじを紹介します。

井上靖自身がモデルである伊上という作家(役所広司さん)が、幼少期に親と離されて、親の生家で暮らしたことを、自分は捨てられたと思い込んでいました。

そのため、母親(樹木希林さん)とはわだかまりを持って接してきましたが、父親も亡くなり、母も年老いて、認知症になって、伊神と二人の妹で世話をする日が続きます。

母は目の前にいる息子(伊上)を息子と分からないまま、二人で話すうちに、息子が小学生の時に作った詩を諳んじていて、口にしてみせました。そこで、母が自分を愛していてくれていたことを悟り、号泣します。

いろいろ騒動もありますが、ラスト近くでは、母親の好きな海岸で伊神が母を背負って、波にたわむれ、母は眠るような表情をみせます。 伊神の家では妻と3人の娘(三女を宮崎あおいさん)が、母親の世話に振り回され、特に三女は伊上の日頃の態度、姿勢にもいろいろ意見をぶつけ、反抗しますが、次第に母(三女からは祖母)の世話をするようになります。

長文になりそうですので、この辺にとどめますが、伊上と母の葛藤、認知症の老人の世話という重たいテーマを、明るいタッチも交えながら、まとめた映画だと思いました。 観る人それぞれに考えさせる要素を数多く持っています。しみじみ感動するシーンもありました。

それと、映画の撮影は、井上靖の自宅、親の生家、別荘など実物を使い、それぞれが立派で美しいこと、また昭和の家族関係(父親の家父長的立場や親戚を含めた協力的姿勢)なども印象に残りました。

もちろん、役所広司、樹木希林、宮崎あおい、南果歩さんその他の大勢のみなさんも良かったと思いました。 ちょっと注文をつけるとすると、登場人物の関係が分かりずらく、特に親の生家の関連のおばーちゃん(伊上を育てた人で複雑な立場らしい)や親戚などは、ちょっと聞いただけでは呑み込めなかったです。

その辺はあまり説明する必要がないと判断されたのかもしれませんが、会話が早口だったせいもあり、分かりにくかったです。映画の本筋ではないかもしれませんが、背景が理解できないと、関連するお話についていきにくいという感じがしたのも事実です。

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