鶴瓶さん高橋英樹さん大洲市で新伝説?
NHKテレビの「鶴瓶の家族に乾杯」は2週にわたり、愛媛県大洲市を訪ねたものでした。大洲市は城下町で、お城のほか、石垣や、古い町並み、肱川にかかる開閉橋などが、紹介されました。また、伝説的な朝ドラ「おはなはん」の舞台としても知られています。
街の商店街には古い商店が多く、創業何十年、或いは百年以上の老舗もあり、当然代々家業が受け継がれている様子が、窺えました。
鶴瓶さんは、そのような商店のひとつに手作りパンの店を見つけて立ち寄りました。先代が横浜でパン作りの修行をして、故郷で営業を始めました。確か、クリアンパンといっていましたが、クリームとあんぱんの混合のパンが名物だそうで、鶴瓶さんも「めちゃめちゃおいしい」と言っていました。
その先代(おじいさん)が椅子に座っていて聞くと、12年前に病気で倒れて、当初は呼吸も上手くできなかった、手足も不自由になったとのことでした。リハビリもかねてハーモニカを一生懸命練習したところ、呼吸がで回復したということで、「ふるさと」を演奏してくれましたが、じんとくるような出来栄えでした。
病気のために、両手の指が開かず、拳を握ったままでした。さらに、「上を向いて歩こう」も練習中だということで、演奏してもらっていたところ、口から何かが落ちました。
そう、先代の入れ歯が落ちたのでした。すると、すかさず鶴瓶さんが拾い上げ、「入れ歯やぜ」と前にかざしながら、演奏が終わるまで調子をとっていました。
なかなか他人の入れ歯を手で掴むことはできないことですが、みんで大笑いする中で、鶴瓶さんの人柄がにじみ出たシーンでした。家族の後日談でも、この話は家の宝となりますとのことで、新しい伝説になりそうです。
また、中学生のお孫さんも、おじいちゃんのテクニックをしっかり受け継ぎたいと言っていて、家族の絆も感じさせる「家族に乾杯」でした。
高橋英樹さんも、古い商店を多数訪れ、同様な絆を引き出していました。意外だったのは、高橋さんは大の石垣好きで、石垣をじっと観るのが楽しいと言って、自分でカメラに収めていました。
面白かったのは大洲城を訪ねていたときに、母子と出会ったときのことです。母親は子供に、「お城に行ったら殿様がいるかもしれないよ」と言いながら、来たそうで、そこで、時代劇によく登場する高橋さんと出会ったので、本当の殿様だびっくりしていました。
その母親から大洲の旨いものに「志ぐれ」があるときいて、高橋さんは店を訪ねます。高橋さんは貝の佃煮を想像していたようですが、あったのは、羊羹か「ういろう」のようなお菓子でした。これも代々引き継がれたおいしいお菓子とのことでした。
以上大洲の古い街と家族の絆に恵まれた旅でした。
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