鶴瓶さんと前川清さんに乾杯
鶴瓶さんと前川さんの組合せは、この番組で9回目くらいにもなるそうですが、とても面白いです。この番組ではぶっつけ本番で各地を訪れて、土地の人たちと話を楽しむもので、始めは二人一緒で行動し、後は単独行動となりますが、特に前川さんは鶴瓶さんより面白い番組を作りたいという意欲がむき出しで、毎回鶴瓶さんに勝った、負けたのと奮闘しています。
今回の訪問地は、前川さんの希望で、島に暮すお年寄りと話をしたいとのことから決められました。
観て感じたことですが、離島に暮すお年寄りということからでしょうか、都会などとは違った感覚、時間の流れというものが、伝わりました。面白かったエピソードを紹介します。
前川さんが、島の路地を歩いていて一人のおばあさんに出会い、お話をしました。おばあさんは前川さんとは気がつきませんが、前川さんが歌は好きかと尋ねると昔はカラオケもしていて、春日八郎、三橋美智也が好きとのこと、前川清はどうかと尋ねると、あまり好きではないとの答えで、本人はがっかりでした。
さらに前川さんが歩いていて、たまたま声をかけた家のおじいさん、おばあさんと話をしました。歌の話になり、前川さんは「自分も歌を唄っている」と言いましたが、前川さん本人とはなかなか気付きません。おばあさんは「前川さんに似ているけども本人ではないでしょう」といい、おじいさんは少し疑問を持ったのか、「どんな歌を唄うか」質問し、「長崎は今日も雨だった」など挙げて、やっと本人らしいと思ったようでした。
鶴瓶さんは、日間賀島から佐久島へ渡り、歩く人がほとんど見当たらない所で、おじいさんと会って話をしました。おじいさんは話がスローで、鶴瓶さんは眠気を催し、しばらく居眠りをしました。本人は撮影中に初めて眠ってしまったといいましたが、演技だったでしょう。それほどに静かで時間がゆっくり流れていたということのようです。
そのほか、民家の門前で取り立ての魚の市や、家の新築祝いの餅投げに出くわしたり、暖かい人々と触れ合い、せっかちな現代のなかにも、このような空間があることを示した番組でした。
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