「いつやるの? 今でしょう!」林先生の言葉~金スマから

「いつやるの? 今でしょう!」で大ブレーク中の異色の予備校講師、東進ハイスクールの林修先生が、3月29日のTBSテレビ金スマに登場し、本人から生い立ちや、現在に至る経歴などが語られました。ここのところ「いつやるの? 今でしょう!」のフレーズが大きく取り扱われ一人歩きしている感がありますが、これまでの苦労や、彼の語る言葉には、考えさせられるところがありますので、ご紹介します。

林先生について、これまでの私の予備知識は、有名になったフレーズと、東進ハイスクールで超人気の講師で全国を飛び回っていること、名古屋で女医の奥様と暮らしている(但し、年に200日くらいは出張先のホテル泊まり)程度のことでした。

彼は名古屋の恵まれた環境で育ちましたが、小さいころから本を読むことが好きで、さまざまな本を読み漁り、知識を貯めこんでいったようです。有名私立校に進み音楽や運動にトライしたこともありますが、挫折しています。また体はデブとなり、友だちと遊ぶようなこともなかったようですが、友だちから頼まれて勉強の分からないところを上手に教えてくれるということで、評価されていたようです。

高校での成績はトップで、現役で東大法学部へ進みますが、入試の発表は自信があり、友だちが落ちるのを見るのが嫌で、発表を見に行かなかったそうです。

大学時代には家庭教師をして、教え方が上手であると評判になり、バイト代も相当になったそうです。本人によると、生徒が何につまずいていて、どう教えればそれをクリアできるかということが、よく分かるということです。

東大卒業後は、日本長期信用銀行に就職しますが、将来性がないと判断して、半年で退職しています。数年後に同行は破綻しましたので、先見の明があったということです。

その後3年ほどは、競馬、株投資などで混沌とした日々を送っていたそうです。小さく儲けて大きく損することの繰り返しで、1千万ほどの借金ができたとのことです。

あるときこのままではいけないと考え、自分に何ができるか模索した結果、自分には人に勉強を教えることが優れているとの結論になり、予備校の講師を選んだそうです。

すんなり現在のポジションを得たわけではなく、本人の努力やアッピールすることのテクニックもあったようですが、東進ハイスクールでも、東大を目指すトップクラスの予備校生に大人気となっています。

「いつやるの? 今でしょう!」のフレーズは数年前から林先生が担当の現代文の授業の中で、生徒に檄を飛ばしているのですが、もともとこのフレーズは自然に出てきたもので、特別なものではないそうです。

トヨタ自動車のCMに「いつ買うの? 今でしょう」と使われたことから注目されて、現在に至っているようです。

金スマの中で、本にが言った言葉で印象的だったのは、いくつ失敗してもいいから、一つは自分が勝てるものを身につけなさいということです。これは自分の苦い経験からでているようです。

それから、金スマには東大への新入学生が集められていましたが、彼らに対しては、東大に入ったということは何の価値もない、これから何をするかが大切だと言っていたことも印象的でした。

さらに、予備校の講師に対して入試合格のお礼を言う人もいるが、全くの不要であり、お礼を言うなら、そういうことを与えてくれた両親に言いなさいとも言っていました。

ワンフレーズだけではなく、さすが、いいことを言っていますね。
そうそう教え子からは、TV出演などは一線を引いてほしいとの注文もありましたね。

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