オリンピック内村選手の金メダルと北島選手のドラマ雑感
ロンドンオリンピックで日本の体操チームにまさにドラマが生まれましたね。内村選手が個人総合で見事金メダルを獲得しました。
絶対的なエースといわれた内村選手は、団体予選で、予想もしなかったようなミスを連発し、他のメンバーの出来も良くなく団体戦は惨敗に終わりました。
内村選手は、これまで世界選手権を連覇中で、向かうところ敵なしという強さで、自信に満ち溢れていました。
オリンピック出発前の取材に対しては、自分は緊張することがないと言っていましたし、取材者も内村選手は演技中に、自分の動作を分析して、着地などを完全に決めるように修正する能力が非常に高いと評価していました。
ところが、ロンドン入りして現地の施設で練習したところ、鉄棒から落下するところが報道され、その原因は、器具のしなりが少ないためといわれていましたが、しかし、われわれ観る側には、大丈夫かという不安を感じた人も多かったのではないでしょうか。
そして団体戦を迎え、結果は思いもよらない不出来だったわけです。緊張しない内村選手ですが、やはりプレッシャーに負けたのでしょう。
しかし、個人総合戦での復活は、さすがでした。彼の最高潮のときと比べると不十分でしょうが、2位以下を大きく引き離して、優勝しました。やはり蓄えた実力が発揮されたということですね。
いつもとぼけたような応答が多い内村選手も、素直に金メダルを喜んでいました。
水泳の北島康介選手についても、見どころがありました。
北島選手は100mと200mの平泳ぎでオリンピック2連勝中ということで、3連覇の期待を懸けられていました。
しかし、本番では100も200もメダルには手が届かずじまいでした。
彼は北京オリンピックの後、充電のうえ一人で水泳に取り組み、それでも世界のトップレベルを維持してきましたが、やはり世代交代のときに近づいているのでしょう。
最近は水泳を楽しみたいという心境も披露しているように、円熟の域に達していているようです。試合後の言葉や態度も以前とは一味違ってきて、それはそれで、観るものにも納得させるものがあるようです。今後どうされるか分かりませんが、まずはお疲れ様でした。
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絶対的なエースといわれた内村選手は、団体予選で、予想もしなかったようなミスを連発し、他のメンバーの出来も良くなく団体戦は惨敗に終わりました。
内村選手は、これまで世界選手権を連覇中で、向かうところ敵なしという強さで、自信に満ち溢れていました。
オリンピック出発前の取材に対しては、自分は緊張することがないと言っていましたし、取材者も内村選手は演技中に、自分の動作を分析して、着地などを完全に決めるように修正する能力が非常に高いと評価していました。
ところが、ロンドン入りして現地の施設で練習したところ、鉄棒から落下するところが報道され、その原因は、器具のしなりが少ないためといわれていましたが、しかし、われわれ観る側には、大丈夫かという不安を感じた人も多かったのではないでしょうか。
そして団体戦を迎え、結果は思いもよらない不出来だったわけです。緊張しない内村選手ですが、やはりプレッシャーに負けたのでしょう。
しかし、個人総合戦での復活は、さすがでした。彼の最高潮のときと比べると不十分でしょうが、2位以下を大きく引き離して、優勝しました。やはり蓄えた実力が発揮されたということですね。
いつもとぼけたような応答が多い内村選手も、素直に金メダルを喜んでいました。
水泳の北島康介選手についても、見どころがありました。
北島選手は100mと200mの平泳ぎでオリンピック2連勝中ということで、3連覇の期待を懸けられていました。
しかし、本番では100も200もメダルには手が届かずじまいでした。
彼は北京オリンピックの後、充電のうえ一人で水泳に取り組み、それでも世界のトップレベルを維持してきましたが、やはり世代交代のときに近づいているのでしょう。
最近は水泳を楽しみたいという心境も披露しているように、円熟の域に達していているようです。試合後の言葉や態度も以前とは一味違ってきて、それはそれで、観るものにも納得させるものがあるようです。今後どうされるか分かりませんが、まずはお疲れ様でした。
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