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2012年1月31日火曜日

「大震災・原発事故を生き抜いた お酒」のはなし

昨年の東日本大震災とそれに伴う福島原発事故は、地元のお酒造り、醸造業にも甚大な被害を与えました。被害にあったひとつの蔵元から日本酒が復活したそうで、感動の話が伝えられましたので、エールを込めてご紹介します。

原発から数キロしか離れていない、双葉町にある「冨澤酒造店」は、300年も続く酒蔵で、当主と息子さん、娘さんの家族の手造りで、日本酒を世に送っています。

ところが、大地震により酒蔵や設備が大きく損壊してしまいました。その上、原発事故により、避難地区になり、家族挙げて親戚に避難せざるを得ませんでした。

なんとかしてお酒を造りたいが、家に立ち入ることもできず、どうにもならない日が続きましたが、昨秋、漸く一時帰宅が認められました。

いちばんの気がかりは代々続いた「酵母」でした。酵母がその酒蔵の芳香などを決めるのに大きな役割を果たしますので、伝統の風味が続くかどうかの鍵を握っていました。

一時帰宅で必死で探した結果、試験管に入った酵母を発見することができ、試験所で検査の結果、酵母が生きていること、放射能の影響がないことが確認され、ひとまず安堵しました。

しかし、元の酒蔵で製造することはできず、困っていたところ、二本松市にある大手の醸造会社の好意で、自分の所の設備を使って、醸造すればよいとの申し出があり、支援を受けることにしました。

そこで、生き残った酵母を使って醸造し、やっと出来たお酒に、「日本再生酒 白富士 活」と名づけました。なお、「白富士」はもともとこの家の銘柄で、大震災後の、インターネットの書き込みで、「もう白富士は呑めないのか」というのもありました。

この復活には、多くの人の熱意と善意、が込められています。ご当主はもとより、息子さん、娘さ
んのひたむきな酒造りへの想い、家族愛が伝わってきました。

「日本再生酒 白富士 活」求めたいという声が多いようですが、私も入手できれば味わってみたいと思っています。
また、他の酒蔵も含めて、一日も早く復活されるようお祈りします。

冨澤酒造店の情報はこちらをご覧ください。

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